2008 Summer Greece vol.6 日々の暮らし
今回は遺跡調査の一日のスケジュールついて覚えている範囲で書きたいと思う
日本からはるばる遠いギリシアまで来て調査をするので
できるだけ時間を有効に使い効率よく調査をしなければならない
なので基本的に月〜金は毎日朝早くから夜まで調査を行う
※日本では当たり前の事だが海外の調査隊は昼までで仕事をきりあげるので
日本人はとても真面目で勤勉だと思われている
am6:30 起床
調査隊は10名、男性3部屋、女性1部屋に泊まっており
それぞれの部屋から外部の共用バルコニーへ出て来て
朝食(am7:00)
朝食は隣の村のスーパで買った薄いパンのようなものに
ハムが1枚、チーズが1枚、フルーツジュースを1杯、トマト、キュウリと決まっている
集団行動をしているので
ハムを一枚でも多く食べようもんなら不穏な空気になる 笑
どんだけ小さいんだと思うかもしれないが隣の村のスーパーへも
往復1時間以上かかるので、そう簡単には行けない
am7:30 車に調査道具を積み込み遺跡へ出発
遺跡へは歩いて10分で行けるのだが、荷物が大量にあるのと
日中の飲み水も持っていかなければならないので車を利用
現場に到着するとそれぞれの持ち場に散って
前回書いた作業に入る
たまに観光客が来るので
綺麗な人を見つけてはみんな写真を撮る
基本的には7:30〜13:30までは作業に従事するのだが、
何日かおきに当番で隣村のスーパーまで朝食用の食料を買いにいく
ちょっとしたドライブ
ドライブはトラブルに巻き込まれないよう2人で行く
隣村、あんまり変わらないがスーパーやネットができる場所があったり
ちょっとだけ便利
pm13:30気温が40度近くになり頭がぼーっとしてきたところで作業終了
一端荷物を引き上げて村のタベルナへ
pm14:00昼食
ギリシアでは晩ご飯よりも昼ご飯の方がメイン
豪勢な料理が出てくるので昼ご飯はみんなの楽しみ
もちろん毎食欠かさずビールも飲む
乾燥気候で飲むビールは格段に美味しい!特にアムステル
ゆっくりと昼食をとり
そこから夕方の16:30までシエスタという昼寝のタイム
サボっているように思えるが
とても作業できるような気温ではないので夕方に向けて体力温存
pm17:00〜20:00
図面が見えなくなるまで作業
pm20:00〜21:00
各自シャワーや洗濯など済ませる
pm21:00〜夕食
昼がメインなので夜はつまみ程度
毎日スブラキと呼ばれる焼き鳥・豚の串を食べる
もちろんビールも
夕食もゆったり2時間くらいかけて食べる
村にはネットもなくTVを付けても言葉がわからないので
娯楽といえば人と話すこと
いつも以上にみんな喋っていた気がする
pm23:00くらい、みんな眠くなってきて解散
元気があれば、たまに村にもう一軒あるバーに行ったり行かなかったり