2008 Summer Greece vol.8 ナフプリオン
休日の過ごし方について
調査は月〜金までを基本とし、土日には自由時間が与えられた
何をしてもいいのだが、たいていの土日は学生たちだけで車に乗って
小旅行に出かけていた
今回はその中でも特に印象深かったナフプリオン(アテネの前の首都)について
記憶がかなりあいまいなので写真メインで
朝早く車で村を出発
道路に羊の群れが現れるがこの村では羊が優先
ひたすら何も無い道を走り続ける
途中道路脇にある感じのいいレストランで休憩
第一目的地エピダウロスに到着
ギリシアで最も保存状態の良い劇場で
山肌を削って座席部を作る典型的なギリシア式の劇場
オルケストラ(赤い円の部分)の中心で手を叩くと劇場全体にその音が響き渡る
音響設計がなされている
最上段の座席から舞台を見たところ
開放感があって気持ちいい
この保存具合とスケール感は圧巻で
ギリシアで見た建物の中では1、2番目くらいに感動した
劇場以外のものも比較的保存状態が良いものが多く
繊細に彫刻された柱頭なども見ることができる
いつもいる村よりは都会で広場を中心とした街の構成
建物も色彩豊かでバルコニーの手摺など
何気ないところのデザインも秀逸
サインもかわいい
ちょっとオシャレなデザインショップも
ここでお土産用の絵本を何冊か買った
ナフプリオンでギリシアに来てはじめてアイス(パゴト)を食べる
下の段のレモン味はいままでに食べたことないくらい美味しかった
それ以来、海外でアイスを食べるときはレモン味を食べるようにしている
夜になると広場のにぎわいもひとしお
陽気な音楽とお酒と、ドラクエの世界の中のような雰囲気
広場の裏では水着のコレクションも行われていた
お城らしきものもライトアップされて幻想的
田舎すぎず、都会すぎず
歴史と流行が入り交じるとてもバランスの良い街
それがナフプリオン
ギリシアで訪れた街の中では一番好きな街になった
夜はお金がなかったので学生5人で1人20ユーロの宿に泊まることに
3人と2人で2部屋に分かれて泊まったのだが、
宿の受付がかなり適当な人で、自分達の部屋の鍵をイタリア人に渡してしまっていた
なので鍵なしで寝ることに
ちょっと怖かったのだが、疲れてしまっていたので爆睡
次の日は、前日の夜に見たお城みたいなところへ
紀元前400年からある要塞らしい
ここは本当にドラクエの中ではないかという思いがまたよぎる
砲撃をする為の穴だったらしいが、それさえも絵になる
頂上に登ると海と街が一望できる
そして偶然見つけた海水浴場
泳げる時間は30分しか無かったが迷わず海に
その後、劇場で有名なアルゴスへ行き休日終了
週末ごとにどこか観光に出かけていたのだが、
それを書きだすとなかなか書き終わらないので
それはまた時間があるときにということにして
とりあえずギリシアについては今回でひとピリオド