2008 Summer Greece vol.2 アテネ後編
前回に引き続きアテネについて
パルテノン神殿以外は何を見ていいかわからなかったので
何となく街を散策することに
想像よりは新しい建物があったものの旧市街は古い建物が並ぶ
ファサードは基本ヨーロッパ中世の建物の様な縦窓+モールディングで装飾
という様式が多いが、色使いがさすが地中海の都市といった感じで鮮やかなものが多い
道ばたにはごく自然に葡萄があり
道ばたにはごく自然に美人がいる
また観光地だけあって馬車や流しのアコーディオン弾きなど街中に
娯楽要素も多い
レストランで食事をしているとギターの流しが入って来て急に演奏を始める
なんてこともよくある
聞き入るとお金を要求されるので注意が必要
市内には至るところに遺跡が残っており、予期せず突如現れたりする
ちなみにこの遺跡はゼウス神殿
基壇部に人影(同研究室メンバーによるスケールバー)が見えるが
かなりスケールアウトしていることがわかる
元々神殿は人間の為ではなく神の為につくられているので
人間のスケール感とはかけ離れている
この神の為という部分が結構大事で
現代ではあり得ないクオリティ・規模・労力を可能にしている
またこの技術の為に数学や物理など学問が発展して来た背景がある
アテネを訪れたのは8月の上旬、気温は40度近く、湿度はほとんどないため
汗を全くかかないというよりはかいた瞬間に蒸発するので気づかない
その為、意識的に水分をとらないと気づかないうちに脱水症状になってしまう
写真の飲み物はフラッペというカフェオレを気持ち悪いくらい甘くしたようなもの
ギリシア人は好んで飲んでおりどこのカフェでも出しているが
あまりに甘すぎてこれが最初で最後となった
これはギロピタという日本ではトルコのケバブとしてなじみがあるもの
ギリシアとトルコは隣どうしなので文化も似た部分がある
このギロピタとコーラという組み合わせは安くて美味しいのでことある毎に食べていた
※乾燥気候なのでコーラが異常に美味しく感じる
夜になると店から道にテーブル・椅子が出され
街全体がレストランでありお祭り会場のような雰囲気になる
この道の使い方の多様性がヨーロッパの魅力のひとつであることは確かだ
夕食は研究室のメンバーと先生も揃い全員でレストランへ
料理は肉料理が多く日本人の味に合うものが多い
こんな感じでアテネの一日は終了