2008 Summer Greece vol.7 マグロマティの村
今回は調査期間中滞在していた村について
村の名前はマグロマティ
人口は約150人程度
村には遺跡と博物館、2件の教会、
それと1件のレストラン、ホテル、バー、売店がある
村の収入源は遺跡しかなく
若者は村を出ていく、日本の田舎と似ている
村の中腹にある教会
少し登ると村の半分が見える
自分達が訪れたのは8月の初め
いつもは少ないはずの村の人口がいつになく多い
その理由は
8月15日にギリシア正教の聖マリアの祭
村は故郷へ帰って来た人たちであふれる
8月10日〜15日くらいは毎日夜はお祭り
コンサートが開かれたり
(ギリシア独特の音楽で、海外のお祭りに来た!という感じが味わえる)
豚の丸焼きが振る舞われたりする
見た目は悪いが、味は最高!
また、祭りの間は、村に花を売りに来る移民の一家もいた
この家族は夜になるとみんなひとつのトラックで寝泊まりする
祭りが終わるとまたどこかの街へ行くのだろう
日本では考えられないが、海外に行くとこのような生活を送っている人に
少なからず出会う
自分がおかれている環境がいかにありがたいものか気付かされる
祭りは夜遅くまでつづき
自分達もバーへ移動してワインを飲む
何杯か飲んで店を出ようとすると既にお代は支払われている
TOYOTAの車に乗っていて日本にはお世話になっているという
粋なおじさんが奢ってくれたのだ
ギリシアって何ていい国なんだ!
この後も、こんな事が2回くらいあった
バーを出ると広場ではみんな出来上がっており
輪になって踊っている
酔っぱらった勢いで一緒になって踊る
楽しい
こんな感じで祭りは何日か続き
8月14日の夜クライマックスを迎える
14日の夜は山の頂上にある教会へと登る
自分も軽い気持ちで登ったが、夜10時くらいから登り始めて
頂上に着くのは12時くらい
2時間街灯も無い山道を登るのはとても疲れるが
街灯が無いおかげで星空がとても綺麗で幻想的
頂上へ着くと教会にはたくさんの人がいる
中では順番に壁のイエスの絵にキスをする
とても神秘的なお祭りだった
滞在した期間で起きた主なイベントはこのお祭りくらい
その他の期間は静かで穏やかで
それはそれでいいところだった
泊まってたホテルとタベルナの子たち
8年前なのでだいぶ大きくなっているんだろうな〜